あー。
今日は楽しかった。
ふふ。
ジェシーが、そんなふうにするなんて。
めずらしいネ
あー。
やっばり。
おひさまって、気持ちいいね、
そうだね。かんがえてみれば、こーせいと、
アタシ達で、出かけたこと、日本にきてから、
あんまりないしね。
そーだねー
きょうは、ドライブできたしね。
あのさ、コウセイって、ふだんほとんど
わらわないじゃない?
あー、わかる。
いつも、、つまんなそうな顔してるし、
何考えるのか。わかんないとこ。あるよね。
↓
コウセイ。
でもさ。
今日は。私たちのドレスをかってくれて、
すごい。機嫌よかったし、なんだか。安心だったよ。他のクルマに、道ゆずったりしてさ。
いつも。ああならいいのにねー。
天気もよかったしね、
でも。帰り道に、コウセイ。なんか、
文句いってなかった?
あ、あれはさあ。
クーポンあるなら、
言ってよ。みたいな。
なるほどー。けど。次回来店したら、使えるってことじゃない?
けど、あの人、結構かってたからね。
雑な性格のわりに、結構。へんなとこに
細かいからねえ、コウセイって。
わけわかんない。
わけわかんないといえばさあ。
私たちに、日本のコミックみせたりするじゃない。
あれ、正直こまらない?
うーん、私は。
正直興味ないけど。
一応、すごいねー。
とか。思ってなくても、返しとく。
へー。そうなんだ?
やっぱり。ジェシーは、オトナだねー。
ねえ。
アマンダ。
こんなふうに、おひさまにあたって、ふたりで
お昼寝してると。ナイロビのこと、思い出さない?
日本て、
寒いもんね。今日みたいにあったかいと
そうだね。思い出しちゃうね。
みんなで。
出かけたりしたよね。私たちも。
↑ジェシーの、少女時代。
やだ〜わたしの、小さいときじゃん。
なんで。ジェシーこんな写真もってるのー。
*ここで。解説しよう。
ジェシーの、父は、国家機密組織のメンバーであり、工作員である。
政府からの厳命により。我が子を工作員として
訓練せざるを得なかった。
しかし、決められたミッションを遂行し
成果をあげれば、二人の娘は、解放され、さらに。
家族全員、国家より安全を保証されたうえに、
経済的補助も生涯与えられ、さらに。国外での
生活も許される。
悩んだ父であったが。選択肢は、無かった。
長女のジェシーは、ずばぬけた身体能力から、
幼いころから、格闘技を訓練され、生きる戦闘マシーンに。
次女のアマンダは、高度のIQを持つことから、
やはり、幼いころから英才教育をほどこされ、
10歳になるころには、17カ国語をマスターし
さらに、ハッカーとしての能力も兼ね備える
超知能派工作員として、成長した。
数々の危険すぎるミッションをクリアした
二人は、いまは、自由を与えられている。
ねえ!
アマンダ、。
ワタシがあした。
きゅうにナイロビに帰る。って
言ったら。どうする?
ねえ。
答えて。
また。お会いしましょう。
次の作品では、
ジェシーがメガネをかけますよ!
お楽しみに。