ゆるぴたブログ

どうってことない、再生とか。希望とか。

ロミオ

ぼくは、

ノンケだが、

ルーリードのかく詩がすきなんだ

以下コウセイがルーリードにリスペクトした詩

 

ロミオよ、

ロミオ、

 

かれはてた

 

 

ジュリエット

 

 

ぼくらは、

 

伝説の恋人

 

 

目も

よくみえはしない

 

 

しっかり

 

歩けない

 

 

グラス。

 

細い針に、

 

色褪せたタトゥー

 

 

タバコのけむり

 

 

希望というなまえの

絶望に絶え間なくくらす

 

生臭いくらしは、

ぼくら夢みていた

すべてをベースボールバットで

ヒットする。何度も、なんども。

 

 

被疑者は、だれかと、うらんでいたら、

じぶんがそれになっていた

 

 

ヒット、

ヒット、

 

ベースボールバットで

 

叩かれる対象にすり替わっていた

 

 

しかも、

なお、

 

いきるのか。

 

死ぬか、

それも?迷惑。

 

 

狭間にくるしみ、

 

贖罪こうか?たれに、かみにかまた、

にげるか。

 

 

立ち向かうか、

どうやって。

 

なにもできないおれが。

 

 

ロミオよ

 

ロミオ、

 

ジュリエットよ

 

ジュリエット

 

 

俺たちは、

伝説の、恋人たち

 

 

ふたり、

 

もし会えば

 

あんたは、

おれにあいそをつかし。また。

出ていく、

 

細い針、

 

白い錠剤、

 

 

褐色の、アレ。

 

 

2人をつなぐものは、

 

刹那の、快楽か。

 

 

 

カーテンを閉め切る。

 

だれも、

きこえない

 

 

話す声も

 

 

届かない

 

 

 

俺たちふたりは、

 

伝説の恋人。

 

 

もし、

 

逢えれば

 

 

ぐちゃぐちゃになって、

 

かきみだして、

 

そうして。

 

 

死ぬこともできない。