ゆるぴたブログ

どうってことない、再生とか。希望とか。

パーティは終わった

 

鏡のまえで

 

何遍も

お色直しをする

 

痩せたオンナ

 

姐さんのお古を

 

何遍も。

 

こんな夜更けに。

 

 

パーティは

 

終わった。

 

呼ばれなかったパーティが。

 

 

なのに。

 

彼女は。

 

 

暗がりのなか

 

 

何遍もお色直しを

 

 

足の、傷をきにする。

 

 

パーティは、

 

とうに夜半を過ぎ

 

終わっているというのに。

 

 

パーティは、

終わった。

 

パーティは

 

終わった。

 

 

白いレース越しに月明かりを沈んだ瞳で

じっとみつめている。

 

パーティは。

 

 

終わってしまった

 

 

アタシは

誰からも呼ばれることもなく

 

 

 

つま先で

 

スッと

 

 

立ってみる。

 

 

義理の、姉さんがたのドレスを夜半に

勝手にいじったことがもしバレたりしたら

 

どんな。

 

コトバの暴力をうけるのかしらん、

 

 

かがみに痩せたあたしをうつす。

月明かりがクロゼットを静かに照らす

 

 

アタシのことは、

 

放っておいて。

 

 

どんだけ、バカかは、アタシがいちばん。

 

わかっているのさ

 

 

パーティは。

 

終わったのよ

 

 

 

(この詩は、

ベルベットアンダーグラウンドの、

オールトゥモローパーティの

 

英語力全くゼロのアタシが

 

勝手にきいて、

歌詞をかんがえたバカバカしい

やつです。)