ゆるぴたブログ

どうってことない、再生とか。希望とか。

甘すぎる乾き

 

夕刻になれば

谷から風が流れ

 

白き漆くいのほつれた隙間より

 

甘すぎる乾き

 

ようよう迸り

 

つぎからつぎからつぎからつぎから

 

足先は

 

びっしょりと

 

濡れ

 

 

 

窓や扉をもとめるも

滑り

 

 

また

 

 

同じ位置に。

 

 

 

目を細め

 

暗がりにてしろきしっくいより

 

にじみでる

 

カラダの液体にめを凝らす

 

 

これは、

なにか。

 

 

たれか。

 

 

 

止まる事なき

 

 

 

甘すぎる乾き