れいぞうこ
あけたらば
たまごころころころがりて
はあ、
しかたなく
たまごたべたら
えいようあるからあした
よいひになるかなあ
れいぞうこ
あけたらば
たまごころころころがりて
はあ、
しかたなく
たまごたべたら
えいようあるからあした
よいひになるかなあ
こんな、夜半に。
なぜだろう
だれかがこんな
場所をみているのかな、
今日の
あなたが
どのようなかおをして
どのような
きもちで
いちにちをすごすのかは
ぼくには
まったくわからない
また、
知らん顔したあさがきて
しらんかおした
いちにちが
はじまる。
あなたの
愛液が
どのように、滴るか
ぼくには、
しるすべもなく
まいにちは、
まいにちのように
まいにち
まいにち
まいにち
まいにち
まいにちをくりかえしていく
もし、
ぼくが
もし
あなたに
日常のすきまにて、
だきしめあえたなら。
もしも。
もし、
ぼくが
あなたに
いきあえたなら
白く
あたらしい
新品の紙で
指先を切りました
ちいさな
血液など流れ
くちさきで、血をすう
もう
いちまい
もう
いちまい
もう
いちまいっ、て。
なんべんも
あたらしいかみを
めくり続けているうちに
ぼくはもう
すっかりとしを重ねてしまった
だれも
いないはずの
この部屋に
訪れてくれる
だれかが
いる
その
気配だけを
たよりに。
おれは、
あえるはずもない、そのだれかに
あなたに。
つまらない、
即興詩をつづる。
あなたが
じぶんをわすれてしまうくらいに
そんなときに
ぼくは
あたたかいみずをみる
しずかに滴る
それは
ぼくを夢中にさせてしまう、やわらかな
みず
もしも
あなたの水がかれるときあれば
ぼくは。
柔らかな水を口に含み
あなたにさしこんで。
ゆるやかなる時を。
二人で分かち合いたい